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MY (Q)reative Question
もしも私が相手だったら、
どんなことをしてもらえると嬉しいだろう?
水田 寛美
ワークプレイス事業本部
施工管理
建築系(施工管理)
理工学研究科 建築・都市学専攻 卒
2020年入社※取材当時
Profile
01
大学時代は、 建築・都市学を専攻。2020年にコクヨへ入社し、工務部に配属される。2022年から首都圏SE2部で施工管理を担当。大学で司書課程・学芸員課程を取得するほどの勉強好き。読書や筋トレ、サウナ、料理など一人で没頭できる趣味を多く持つ。
入社の決め手
02
建築以外の世界にも触れたい。
自分にピッタリの環境が
コクヨにあった。
建築に携わる仕事がしたい。だけど、建築だけに凝り固まりたくない。就活当時、私はそんな葛藤の中にいました。大学時代に学んだ建築の知識を活かすとなると、設計事務所やゼネコンといった建築業界への就職が主流です。しかし、なんとなく自分の中でしっくりこない。一つの分野の世界に入ることで、特定の考え方やものの見方に固執してしまい、世界が狭まってしまう気がしたんです。例えば、本を読んでいると、別ジャンルの本で得た知識とつながる瞬間があるじゃないですか。そうやって世界が広がる瞬間がたまらなく好きなんですよね。だからこそ、建築とは全く違う世界にも触れながら、そこで得たインスピレーションを建築に活かしたい。そういった好循環を生み出せるような環境で働きたいという思いがありました。コクヨが空間設計や家具、文具といったさまざまな事業を持っていることを知った時に「ここだ!」と思いましたね。
仕事内容について
03
司令塔と裏方。
二つの役割で施工現場を管理する。
オフィスフロアの間仕切りに使われるパーティション。その提案から設計、現場管理までを一気通貫して担当しています。まず最初に行うのは、お客様へのヒアリング。パーティションが必要になった背景やどのような材質が良いかなど詳細情報を丁寧に聞き出します。ヒアリング内容をもとに提案を行い、工事内容が決定すると次は施工フェーズです。ここからは職人さんたちが作業しやすい環境づくりを徹底します。施工当日までに進行スケジュールを作成し、搬入する際に必要な書類を準備。パーティションや部品など材料の手配も行います。施工当日は、図面をもとに指示を出しながら、職人さんたちが動きやすいよう導線を確保したりなど常に動いていますね。施工管理は、司令塔であり裏方でもある。だからこそ、お客様が何を求めているのか、どうすれば職人さんたちがスムーズに作業できるか、二つの目線で物事を捉えることを意識しています。
MY (Q)reative Question
04
もしも私が相手だったら、
どんなことをしてもらえると
嬉しいだろう?
とにかく目の前の相手に喜んでもらうために自分は何ができるのかを考えるようにしています。そう思うようになったきっかけは、2年目の時に担当した計19フロアの大型改修案件。19フロアでは職種や年次の異なる社員さんが働いている中で、全員に配慮することは不可能で途方に暮れてしまいました。しかし、全ての人に気を配ることができないのは当たり前のこと。そう気づいてから、まずは当案件で直接やりとりしている総務の担当者さんにとことん向き合おうと思ったんです。実際にオフィスで働いている総務の方々が納得し、社内での議論を経て決まったものこそ、その会社が求めているオフィス空間のはず。そう信じて改めて丁寧にヒアリングを行い、結果的に会社全体でご満足いただくことができました。この経験から、見えない人の意見をあれやこれやと想像する前に、まず目の前の人に納得してもらい喜んでもらうことを大切にするようになりました。
ACTION for My Question
05
相手をじっくり観察し、
先回りして心地よい空間をつくる。
相手に「助かる!」と喜んでもらうために大切なのは、相手の思考を想像してみること。もしも私がパーティション工事が必要なお客様だったら、依頼や質問に対して素早く明確に答えてくれると安心できるな。もしも私が50〜60代のベテラン職人だったら、細かい文言が書かれている図面を大きな紙で見せてもらえるとありがたいな。そうやって相手を自分に置き換えて考えることを心がけています。しかし、相手の思考を想像するためには、相手について深く知らなければいけません。例えば、職人さんのことを理解するために、どのような作業をどういうふうに行っているのかじっくりと観察しています。そうすると、細かい字を見づらそうにしていたり、かがむたびに大変そうだったり色々なことが見えてくるんです。観察したことを自分ごと化し、先回りして相手の心地よい環境をつくっています。
MY INPUT to be (Q)reative
06
MY INPUT to be (Q)reative
筋トレ
普段の仕事で創造力を働かせている分、オフの時間は何も考えない時間をつくっています。そうすると自然と頭の中が整理され、インプットの質が上がるんです。特に筋トレは「何も考えない」に徹することができる趣味。目の前の重いものを持ち上げる。それだけに集中して無心でダンベルを持ち上げています。頭がスッキリして、なおかつ自分の体も引き締まるなんて一石二鳥ですよね。
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コクヨで働く(Q)reativeな人々
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