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MY (Q)reative Question

坂内 辰徳

ワークプレイス事業本部
商品開発
技術系
理工学研究科 機械工学専攻 卒
2020年入社※取材当時

Profile

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幼い頃からものづくりに興味を持ち、大学でも機械工学を専攻。研究室ではパワーアシストスーツと呼ばれる福祉機器の研究開発に従事。2020年にコクヨへ新卒入社し、ワークプレイス事業本部へ配属され、収納庫の商品開発を担当。休日は絵を描いており、イラストの仕事ももらっているという美的センスの持ち主。

入社の決め手

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機能、機構、意匠
全てをデザインできる
ものづくりを。

小さな頃から、何かを作るということが好きでした。大学院まで機械工学を学んでいたのも、自分の手で身近なものを作りたいという想いから。学業以外でも、美術部に入って絵を描きながら個人的にイラストの仕事をもらうなど、ものづくりに明け暮れた学生生活でした。そんな背景から、就職先に考えていたのはメーカーが中心。ただ、メーカーというだけでは会社数が多くて絞るのが難しい。そこで、自分がどんなものづくりをしたいかと考えてみたところ、機能、機構、意匠、全ての設計に携われる仕事がいいなと。優れた製品には製品全体を通して設計方針に一貫性があると感じていたので、自分もそんなものづくりがしたいと思ったんです。コクヨにはこれらの要素に関わることのできる開発環境があると知り入社を決めました。

仕事内容について

03

悪戦苦闘の先に
ひらめきが降ってくる瞬間は
何ものにも代え難い喜び。

入社してからはずっとワークプレイス事業本部でストレージ、いわゆる収納庫の商品開発をしています。既製品の改善などもありますが、今の業務の7割ほどは新商品の開発です。 まだ世の中にないものを作る、しかもそれが売れるとなれば非常に楽しい仕事なのですが、そう簡単にはいかないのが現実です。すでに市場に数多ある商品とは違う機能や手段を生み出さなくてはいけないものの、そんなものは一朝一夕には思いつきません。だからこそ、沢山の情報をかき集め、それらを取捨選択し、また組合せて推考した先に「これはまだ誰も思いついていないぞ…!」というアイデアがひらめいた瞬間は、他では経験できないような楽しさと胸の高鳴りがあります。

MY (Q)reative Question

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日常生活を変えてしまうような
インパクトのある商品を
自分の手で生み出せないだろうか。

今の業務に対する熱意は、子どもの頃から漠然と抱いていた「日常を変えるレベルの驚きや楽しみを世の中の人に届けたい」という想いとつながっています。絵を描いてきたのも、世の中とまでいかずとも見てくれる人を驚かせたり楽しませたりしたかったから。この想いはずっと変わらず自分の中にあって、コクヨで仕事をしているうちに「日本中、世界中のたくさんの人々に触れる商品を手がけるコクヨでならば、人々の日常を変えるようなものづくりができるのでは?」と思うようになっていきました。さらに、幅広い人に届く商品を扱っているだけでなく、社内の実験や挑戦を推奨するカルチャーにも後押しされて、本気でこの問いに向き合ってみることにしました。

ACTION for My Question

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目標から逆算して
知識と経験を培い
アイデアを形に。

新規性やインパクトのある商品を開発するといっても、まずは商品開発の基礎的なスキルがなければ話になりません。そこで、1年目の前半は既存商品の改善業務を通じて商品の知識や設計の勉強に注力しました。そんな中でも上司に相談して新商品開発に関わる業務を増やしてもらい、新たに商品を開発するノウハウを学びながら、正月休みを利用して温めていたアイデアをもとにしたプロトタイプを開発しました。休み明け、「こんなものあったら面白くないですか?」とプロトタイプを上司にぶつけてみたところ「これは面白そうだ」という反応がもらえたんです。手応えを感じて嬉しくなりました。今は、本当にコクヨでやるべきか検討している段階なので、まだ製品化が決まったわけではないんですが、企画は着実に前進しています。どうにかやり遂げて、自分の生んだ商品で世界をもっと面白いものにできたらと思っています。

MY INPUT to be (Q)reative

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MY INPUT to be (Q)reative

働きはじめてから、アウトプットの量はインプットの量に比例すると感じる機会が多くなりました。アイデアを生み出すのに、自分の知らない情報や考え方をできる限りたくさん吸収するということは非常に大切だと感じています。今の時代はネットから情報を吸収するのが一番効率的だと思いますが、自分は人と話すのが好きで、それが一番自然にできる行為だったので、業界の違う人とご飯に行ったり、社内の交流イベントを運営したり、人と接することでさまざまな情報や考え方を得られる機会を意識的に設けています。先日も社内イベントでバーテンダーをしたりして、色々な方のお話を聞くことができました。

People

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コクヨで働く(Q)reativeな人々

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