Cross Talk

  • 対談・座談会

Introduction

01

はじめに

学生の皆さんが一番気になること。それは「実際のところ、入社してみたらどんな感じなの?」というリアルな情報ではないでしょうか。そこで、コクヨで一番みなさんに近い新入社員たちに就職活動中、そして入社後の率直な想いを話していただきました。人事部からのNGなし、100%本音の新人対談、必見です。

プロジェクトメンバー
※取材当時

  • ワークプレイス事業本部 空間設計

    有森 実希

    2022年入社

  • ワークプレイス事業本部 商品開発

    品川 及

    2022年入社

  • コーポレートスタッフ IT/情報システム

    中山 大輔

    2022年入社

  • ワークプレイス事業本部 営業

    山内 駿

    2022年入社

Cross Talk

02

コクヨへ入社した理由

山内
私は、「働くことが、どうすればより良くなるか」に興味があったんだよね。学生が運営しているカフェにスタッフとして入りながら、後輩たちのキャリア相談に乗ったりもしてた。だから、「働く」にアプローチしたくて人材系の企業とかを見てたんだけど、たまたまコクヨの商品開発コンペに参加することになって。まぁ、参加したのは賞品の文具セットに惹かれたからなんだけど。
有森
すごい現実的な理由だね(笑)
山内
そうそう。でも、そこからコクヨに興味を持つようになって。空間で「働く」を変えるってすごい新鮮だし、働く人に、空間という日常で当たり前に接することから貢献できるっていいなと思った。
有森
私は、最初はゼネコンとかデベロッパーを見てました。建築専攻だったから、周りの友人もそっちに行く人が多かったしね。でも、不特定多数に対する建築もいいけど、使い手と直接対話をしながら課題とか要望を引き出して空間をつくるほうが自分に合っているなと思って。だから、志望理由としては、山内さんと似てるかもね。
品川
私は2人とは違って、美大でデザインを学んでいたんだけど、就職する気もそんなになかったんだよね。でもコクヨについて調べるほど興味が湧いてきて。特に良いなと思ったのが、機能とデザインが一体となった設計ができること。椅子とかシンプルに見えて機能が集約されてるからね。それってすごい面白そうだなと。
中山
私は大学時代、ラクロス部で分析官としてチームをサポートしてたんだけど、そういう誰かの活躍とか成長を支援する仕事がしたいなと思ったんだよね。じゃあ、どう貢献しようかと思った時に、自分の学生時代の成長を支えてくれた文具が良いなって。文具なら年齢も性別も国籍も関係なく成長を支援できるしね。

入社してみて感じること

中山
一番驚いたのは「こんなにいろんな挑戦機会があるのか!」ってこと。部署や年次の垣根を全く感じなかったな。実際、配属された情報システム部はユニットに分かれてるんだけど、いきなり「ユニットをまたいだタスクやってみない?」って(笑)。
品川
それは、めちゃくちゃわかる。入社前は、むしろ正反対のイメージだったんだよね。だって、これだけ規模も大きくて、歴史も100年以上ある会社じゃない?昔ながらの、って感じの会社かなと思ってたから、ギャップにびっくりした。
有森
ただ機会があるだけじゃなくて、若手に与えてくれる裁量も想像以上。配属直後に任されたのが、300名程の社員が働くオフィスのデザインとレイアウト。もちろん、先輩がサポートはしてくれたけど「1年目でいきなりこんな仕事を?」と驚いた。でも、それだけ期待してくれてるんだなと嬉しくもあったなぁ。
山内
そうそう、ここまで新人に任せてくれる会社って多分珍しいよね。私も、オフィス家具とかパーティションとか、場合によっては空間の設計からコンサルまでやる部署なんだけど「とりあえず一旦やってみようか」って感じだったからね(笑)。自分で描いて、提案して、納めるところまで1年目で経験できるなんてラッキーだと思ったよ。
中山
山内さんの「とりあえずやってみようか」で思い出したけど、前例がないこともとりあえずやってみる、みたいな実験カルチャーは全社的にあるよね。
品川
たしかに、自社オフィス自体もどんどん変わっていくし、「20%チャレンジ」みたいな社内複業制度も実験カルチャーの表れだと思う。

今後、向き合っていきたい「問い」

有森
「想像もしてないような商品とか空間が生み出せないかな?」というのはいつも考えてるかも。この間も、同期でコクヨデザインアワードに出してみたりね。担当は設計だけど、そこに縛られずに「想像を超えた何かってどうやったら生み出せるかなぁ」って妄想をずっと膨らませてる。
品川
すごいね、自分の業務以外でもそこまで考えて行動してるなんて。私は担当が商品開発だから、新規性のあるデザインを、というのはもちろん考えてるんだけど、もう一つ意識してることがあって。それが、普遍性。発売直後は売れても3年後には売れてません、では良くないからね。新しさがありつつも、普遍性もある。そんな20年、30年愛されるデザインってどんなものなのか問いつづけてるかな。
中山
私は、とにかく早く一人前になるのが、直近の目標。情報システムは大学で学んでなかったので、0からキャッチアップしないといけなくて。そこが完璧になったら情報システム部で学んだことを他の部署や仕事で活かせないかなと思ってる。例えば、デジタルの知見は文具の商品開発でも活かせそうだよね。もともと文具に興味があって入社したから、文具の開発は経験したいな。
山内
せっかくオフィス家具やオフィス空間に携わってるから、それらを通じて世の中にインパクトを与えたい。提供できる商材はたくさんあるからね。家具、パーティション、そして設計。それらをどうかけ合わせて、世の中にまだないオフィスを作ろうか、というのが私の一番大きな問いかな。

学生のみなさんへのメッセージ

中山
会社のために働くんじゃなくて、会社を使うくらいの気持ちで入社してもらえればと思います。そう考えれば、会社も選びやすいと思うんですよね。自分がやりたいことは何で、そのためにはどんな経験とか知識が必要で、そのために最適な会社はどこか。そんな気持ちで会社を探してみてください。その結果、辿り着くのがコクヨだといいなぁと思ってます。
山内
あまり世間や周りに流されないで、自分のものさしで判断することをおすすめします。誰かがこう言っていたとか、ネットにこう書いてあったとかに振り回されないでほしいです。自分が感じたことや考えたこと、それを中心に判断軸を作っていけば迷いもなくなるはずです。
有森
最初の頃は特に、視野を広く持って企業を探してみてください。私自身も「建築だからデベロッパー」のような固定概念を外したおかげでワクワクする道に進めました。思い込みを一度捨てて、違うかもと思った業界や企業も一度は見てみると、思いのほかマッチする企業が見つかるかもしれませんよ。
品川
とにかく自信を持って、と伝えたいです。ビジネスアイデアコンテストに参加して賞を取ったとか、難易度の高い資格を取ったとか。そういう一見立派に見えるものに憧れるかもしれません。たしかに、そういったチャレンジも素晴らしいと思うけど、そうじゃなくたっていいんです。ただの趣味でもいい、何か一つ本気で向き合ったものに自信を持ってほしいです。私も立派な経歴の方よりも、熱意ある人と一緒に働きたいですしね。