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MY (Q)reative Question

白崎 亮也

グローバルステーショナリー事業本部
生産技術
技術系
機械工学専攻 卒
2017年入社※取材当時

Profile

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ものづくりに携わりたいという想いから大学では機械工学を専攻。文具や家具など、身近な製品に携われる企業を探していたところコクヨに出会い、ワクワク感を大切にしながら楽しそうに仕事に取り組む社員の姿勢に共感して入社。入社後は、ソフトリングやスティックのり、テープカッター、修正テープなど樹脂製品の生産技術に従事。あえて会社から遠い山の麓に住むほどの自然好き。

入社の決め手

02

ワクワクしながら
ものづくりに向き合う、
社員の姿に惹かれて入社。

就職活動時は、大学で学んだことを活かしてものづくりに関わる仕事ができればと、製造業を中心にインターンシップや説明会に参加していました。そんな中で気づいたのは、どうやら自分は生活に身近な商品のほうがモチベーション高く仕事に取り組めそうだということ。機械のパーツや電子デバイスを作る仕事も素敵ですが、自分が手がけた商品を日常で実際に使い、「ここを変えたらもっと利便性が上がるかも」とアイデアを出す方がワクワクできると思ったんです。そこで家具や文具メーカーに絞って企業を探していたのですが、コクヨのインターンシップに参加して「ここしかない」と思いました。なぜなら、文具から家具まで、人々の生活に密着した商品を手がけているのはもちろん、社員が目を輝かせながら商品開発に向き合っている姿に強く惹かれたため。学生の私のアイデアも「それいいね!」と取り入れてくれたり、「もっとこういう構成にしたら良いかも」と明るくアドバイスしてくれる。こんな環境なら自分も楽しく働けるかもしれないと思い、入社を決めました。

仕事内容について

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製造現場に何度も足を運び、
商品の最適な生産方法を追求する。

新たな商品を生産するための工程や設備を提案したり、すでにある設備のカスタマイズや生産体制の効率化を考えたりするほか、新技術を用いた要素開発なども手がける。それが技術開発センターの役割です。私が担当しているのは、ソフトリングノートやバインダーノート、テープカッター、スティックのりなど樹脂製品の立ち上げ業務。開発部門から上がってきた構想設計をもとに商品の詳細な設計をして、金型を制作。その後工場と連携して試作品を作り、品質確認や設計の修正などを行います。この仕事の難しいところは、どんなに綿密に確認しても不具合が生じたり、ベストな仕様が決まらなかったりとなかなか思うようにいかない点。そのため何度も工場に足を運び、自分の目で生産現場を確認することを大切にしています。粘り強く何度もトライアンドエラーを繰り返した結果、納得のいく試作品が金型から出てきた瞬間は、何ものにも代え難いほどの達成感と嬉しさを感じます。世の中の誰よりも先に、新商品が生まれる瞬間に立ち会えるのは、生産技術の醍醐味だと思いますね。

MY (Q)reative Question

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その商品に関わる、
すべての人の想いを
理解できているか?

営業、企画、生産技術、開発と、部署や立場が違えば考えも違うのは当たり前。そのため、「例え難しくても、お客様のニーズに応えるためにこの機能を入れてほしい」「設計上その機能を入れるのは不可能だから諦めてほしい」と、意見がぶつかってしまうこともあります。しかし、良い商品をお客様に届けたいという想いは皆同じなはず。意見のすれ違いを防ぎ、同じ方向を見て進めていくためには、それぞれの意見に耳を傾ける必要がある。特に生産技術は、開発部と生産工場の橋渡し役として各部署の意見をきちんと理解できる人でなければいけません。そのため、開発部にはその機能を入れる意図や背景までヒアリングしたり、生産工場と何度もコミュニケーションをとって課題を共有したりなど、密に連携することを大切にしています。

ACTION for My Question

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他部署の視点や想いを知るため、
社内複業制度を活用。

生産技術以外の視点を身につけるため、業務量の20%を上限に社内で複業ができる「20%チャレンジ」という制度を4年目に利用し、他部署の文具開発部に半年間お世話になりました。担当したのは、マスキングテープカッターの構想設計。企画や営業と何度もやりとりする中で、それまでの自分にはなかった視点や各部署の想いを知り、衝撃を受けましたね。お客様からどれほど多くのご要望の声が寄せられているのか、どれほど多くの人が関わって構想設計をしているのか、構想設計に至るまでにどのくらいの時間がかかるのか。自分の想像を超えた膨大な努力のもと、生産技術にバトンが渡されていることを知り、身が引き締まりました。それと同時に、生産技術として大切なのは機能を追加する方法を考えることではなく、お客様の課題を解決するための方法を考えることだということに改めて気づかされたんです。この経験があったからこそ、開発の視点の解像度が上がり、生産技術としての提案の幅も広がりました。

MY INPUT to be (Q)reative

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MY INPUT to be (Q)reative

自然の中にいるほうがアイデアが湧いてくるため、会社の近くではなく敢えて山の麓で暮らしています。早朝や休日に森林浴をしてリフレッシュをしたり、机の上で考えていて煮詰まった時は散歩をしたりと、申し分ないほど快適な生活ができており満足しています。なかなか解決策が見つからなかったのに、散歩中に急にアイデアが思いついたときはものすごく嬉しくなりますし、やっぱり自分には自然が合っているんだなあと実感します。

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コクヨで働く(Q)reativeな人々

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