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MY (Q)reative Question

井上 文音

グローバルステーショナリー事業本部
商品開発
技術系
工学研究科 物質・化学系専攻 卒
2020年入社※取材当時

Profile

01

大学では教員免許を取得。ものづくりにも興味を持つようになり、教育とものづくりの知識を活用できる仕事を求めて文具メーカーを志望。お客様のニーズに対して技術起点ではなくアイデア起点でアプローチする姿勢に惹かれ入社。現在は筆記用具の開発チームで主にマーカーの商品開発を担当。料理が好きで、味だけではなく効率的な進め方にもこだわりアリ。

入社の決め手

02

お客様の課題に、
アイデアで応える姿勢に惹かれた。

コクヨへの入社を決めたのは、「自分たちの技術をどう活かすか」に縛られるのではなく、「お客様の課題を解決するにはどうしたらよいか」という姿勢を大切にしている点に強く惹かれたためです。既存の技術や従来の方法にとらわれず、アイデア起点でアプローチする。だからこそ、新技術を取り入れずとも発想の転換によって課題を解決したり、誰も思いつかないような新たな商品を開発したりと自由かつ柔軟にお客様のニーズに応えることができるんです。とはいえ、自分も同じように多様なアイデアを出すことができるのだろうか。そんな不安もあったのですが、いざ入社してみると先輩たちが一緒に考えてくれたり、アイデアを生み出すノウハウやヒントが社内に山のように蓄積されていたりと、安心してアイデアを考えられる環境が整っていてホッとしました。

仕事内容について

03

自分が手がけた商品が、
店頭に並んでいる様子を見るのが
至福のひととき。

念願だった文具の開発部に配属され、現在は蛍光マーカーやマーキングペン、暗記用のペンなど主にマーカー類を担当しています。企画からの依頼をもとに、インクの調合やペン本体の材質・色の決定、またパッケージのデザインまで手がけるのがこの仕事の役割。「決められたフォーマットをもとに、依頼に合わせて多少カスタマイズするだけでしょ?」と思われるかもしれませんが、「若い人に好まれるペンを作りたい」というざっくりとしたものから、「この色のこういうデザインのペンを作りたい」という具体的なものまで、依頼の粒度はさまざま。なかなか要件が定まらず大変なときもありますが、開発だけでなく企画の領域まで入り込むことができるのがコクヨの商品開発の魅力です。私がこの仕事をしていて一番やりがいを感じるのは、自分が手がけた商品が店頭に並んでいるのを見たとき。こっそりお客様の反応を観察していて、購入いただく場面に立ち会えたときはこれ以上ないほど嬉しくなります。

MY (Q)reative Question

04

お客様が求める商品を、
少しでも早く生み出すためには?

技術の進化や情報の伝達などあらゆるスピードが上がっている今の時代、お客様の好みや世の中の流行も急速に変わっていきます。“今”お客様が求めるものを“今”お届けするためには、スピード感を持って新たな商品を開発する必要がある。しかし、だからといって適当な商品を生むことはできない。そこで大切になってくるのは、効率化できる部分はとことん効率化し、要件設定や品質向上のためのトライアンドエラーに時間を割くこと。マーカーは、目立たせる・隠すために使われるので、「色」が開発における重要なポイントです。インクの調色は、わざわざ工場に出向かずとも自分でできるようにする。インク色を演出する本体デザインやキャップの色を決めるのも、複数回に分けずに一気にプロトタイプを作る。かなり細かいものが多いですが、こうした小さな工夫をいくつも積み重ねることで時間を確保し、色味やパッケージのデザイン調整に没頭することができるんです。

ACTION for My Question

05

他の社員の開発フローから
学びを得るために、
情報共有ミーティングを提案。

グローバルステーショナリー事業の商品開発の同期を集め、定期的に情報共有ミーティングを行っています。同じ商品開発といえど、扱う商品や関わる人が違えば開発フローや考え方も違う。みんながどんなことに注意して進めているのか、どんな時間を確保するためにどんな工夫をしているのかを知ることで、さらに効率的に進めるヒントをもらうことができるんです。また、「あのプロジェクトでこんな失敗をしちゃって……」「この部分につまずいたんだ」など、失敗例や反省点も共有することで、次に自分が同じ壁にぶつかったときの対処法を知ることもできる。こうして集合知を蓄積することで、より効率化を進めるのはもちろん、コクヨ全体の商品開発のスキルが向上していければいいなと考えています。

MY INPUT to be (Q)reative

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MY INPUT to be (Q)reative

InstagramなどのSNSを活用し、商品開発に活かせそうな世の中の技術や、お客様のニーズをインプットしています。最近では、UVレジンのハンドメイドアクセサリーやネイルが流行っているのを知り、実際にUVレジンのキットを購入してペンのキャップを試作してみました。想像以上にうまく作ることができたので、インク色をわかりやすく表現したり、素敵に見えるデザインにするために、今後活用しようと考えています。

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コクヨで働く(Q)reativeな人々

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