Cross Talk

  • 対談・座談会

Introduction

01

はじめに

どんな仕事であっても、自分一人だけで完結できる仕事はありません。気持ちよく働くためにも、より大きな成果を出すためにも、周りのメンバーとどんな関係性を作るのかはとても重要。そこで、ビジネスサプライ事業本部/カウネット 商品開発チームのみなさんに組織づくりという観点でお話を伺いました。年次に関係ない、フラットでアットホームなコミュニケーションを実現できている理由はどこにあるのか。率直な想いをお話しいただきました。

プロジェクトメンバー
※取材当時

  • ビジネスサプライ事業本部/カウネット
    商品開発チーム
    グループリーダー

    瀧本 和幸

    2006年入社

  • ビジネスサプライ事業本部/カウネット
    商品開発チーム

    小原 弓佳

    2019年入社

  • ビジネスサプライ事業本部/カウネット
    商品開発チーム

    共田 有志

    2022年入社

  • ビジネスサプライ事業本部/カウネット
    商品開発チーム

    神山 拓也

    2016年入社

  • ビジネスサプライ事業本部/カウネット
    商品開発チーム

    菅谷 紘希

    2022年入社

Cross Talk

02

初めて一緒に仕事をした時の印象

共田
私は、今年新卒でコクヨに入社したばかりなので、他の会社や他の部署の雰囲気はわからないんですが、入ってまず感じたのは「明るいな」ということでしたね。年次関係なくプライベートな話もしていたり、業務上の確認や相談もフランクに話していたり。気軽に相談しやすい空気感があって、新人の私としてはとてもありがたかったです。
菅谷
わかります!私も今年中途入社で入ってきたんですが、すごく肩の力が抜けているというか、風通しがいいというか。前職と比べても、すごくアットホームな雰囲気だと思います。
神山
お二人が言うようにフランクで話しやすいグループなので、なんか家のような落ち着く感じがあるんですよね。仕事自体は結構一人ひとりが担当を持って動くことが多い分、いざとなればいつでも相談できて、なんてことのない話をしながら息抜きできる雰囲気はありがたい。
小原
正直なところ、私は深く考えずに自分が話したいことを話してるだけなんですが、瀧本さんはリーダーとして、やっぱりこういう空気づくりを意識しているんですか?
瀧本
まぁ、根本には自分が喋りたがりという部分はあると思う(笑)。でも、せっかく同じチームになったからには支え合えたほうがいいとは思ってるから、横のつながりを強めることは意識してるね。うちのグループでは、ミーティングの冒頭15分は仕事に関係なく、自分の好きなことを自由に話す時間をとってるじゃない。あれも、お互いの人間性を知ることで助け合いやすい関係になったらいいなという想いでやってるんだよね。

それぞれが感じるコクヨらしさ

共田
他の部署の方と話していて思うんですけど、カウネットはグループ会社として独立した組織ということもあって、コクヨの中でも少し雰囲気が違うなって。さっき話したフランクな感じはコクヨ全体にもあると思うんですけど、特にカウネットはそれが顕著な気がします。
菅谷
たしかにそうかもしれないね。カウネットは私含めて、中途採用で入社してくる人も多いので、新しい人とか考え方を柔軟に受け入れる素地がある。
神山
あと、マニュアル通りの仕事が少ないというのも特徴の一つかなと。私たちの部署が商品開発なので余計に感じるのかもしれないけど、自分の頭で考えて動かす仕事が多い。毎回同じ仕事が一つもないのは、新鮮で楽しいですよね。まぁ、その分毎回新しいトラブルが生まれて頭を悩ませることにもなるんですが(笑)。
小原
神山さんの話にも通じるかもしれませんが、与えられたことを黙々とこなすというよりも、熱量を持ってみんなで仕事に向き合う文化があるような気がします。エネルギッシュというか一体感があるというか。
瀧本
主体性というのはコクヨっぽいキーワードかもね。自分で課題を設定して、解決の手段も自分で考えて、自分で業務の内容や量もコントロールしながら働いている人が多い。会社もそれを許容しているし、むしろ推奨してる感じだよね。

それぞれが向き合っている「問い」

共田
これから覚えていかないといけないことが多い立場なので、一つのことを学んだ時に「他の業務にも活かせるポイントはないだろうか?」と毎回自分に問いながら仕事をしています。何かトラブルが起きた場合も、その理由や背景まで把握することで他の商品や業務にも活かせるんじゃないかと。
小原
背景を理解するのは大事ですよね。私もそれは意識しています。仕事の依頼を受けた時に、それをそのまま受け止めるだけじゃなくて、仕事の目的や意図を聞いてみる。そうすると、場合によっては「こうしたほうが早くないですか?」と改善案が出せたりもする。それに、受け身の仕事って楽しくないじゃないですか。
菅谷
自分にとって楽しく、ストレスのない仕事の進め方を自分で作っていくのは私も大切にしている部分です。私の場合は、無駄が嫌いなんですよね(笑)。だから、作業フローや商流に至るまで「もっと効率化できないかな?」といつも考えてますよ。
神山
私はシンプルですが「もっと改善できるところはないか?」という問いが仕事の根底にありますね。細部にまでこだわりたいタイプなので、どんなに些細なことでも妥協したくないんです。周りは「そろそろ次の仕事に進んでもいいのでは…?」と思ってるのかもしれませんが、それでもやりたいならやればいいよ、という感じで受け入れてくれるのでありがたいです。
瀧本
今、みんなが話してくれたように、向き合う問いは各自の自由でいいと思うんです。大事なのは、その問いに向き合うことでお客様や社会の期待値を超えていくこと。私自身もそうですし、メンバーのみんなも期待を超えられるようなサポートができるよう意識しています。

今後の展望

共田
個人としては何もかもまだこれからなので、全ての面において一刻も早くレベルアップしたいです。チームとしては、開発業務以外にも貢献できるような組織になったらいいですね。開発部って、仕様が共有されたところから倉庫に納品されるまで、長い期間商品に携わる部署なんです。だから、その過程で見えたことや感じたことをフィードバックすることで、他の部署の助けになれるんじゃないかと思ってます。
菅谷
中途入社者を受け入れ、活躍させるスピードは本当に早い組織。新しい価値観を柔軟に受け入れられるという強みを活かして、もっと高い付加価値を提供できる組織にしたいですね。そのためには、やっぱり合理性が大事だと思うんです。だから、今向き合っている自分なりの問いがコクヨの成長にもつながると信じています。
小原
何度も話しているように、部署内のコミュニケーションは十分とれていて、チームワークも抜群です。ただ、部署を超えた連携やコミュニケーションはもっともっと良くできるはず。職種や部署の壁を完全に取り払えたら、もっといい組織になるんじゃないかと期待しています。
神山
細部にこだわるタイプということで、自分の担当商品に集中しすぎていたなと(笑)。それは悪いことではないと思っていますが、自分のことだけでなく周りにも知見を共有していかないといけない。こだわりを持ちつづけて商品開発をしてきたおかげで「日本文具大賞」をいただいたりもしたので、還元できるものはあると思っています。
瀧本
チームワークという意味では、最高の部署だと思っています。でも、その一歩先へ行きたい。このグループ内の良い雰囲気を、より強固に成果につなげていきたいですね。お互いに助け合いながら仕事を進められるからこそ、成果が出て自分も成長できる。そうすると仕事のやりがいや達成感も高まって、より雰囲気が良くなる。そんなプラスのサイクルを回していけるよう、頑張っていきます!