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コクヨ株式会社
経営管理本部 HR部 統括部長
小野 公輔 Kosuke Ono
Our Message

Our Message 採用責任者が伝えるコクヨの人と組織

激しい環境変化を前提に、これからも新たな価値創造にチャレンジし、持続的成長を目指すコクヨ。

私たちコクヨは、1905年の創業から現在に至るまで110年以上にわたり、様々な環境変化に対応しながら事業を継続し成長してきました。しかし、ここ10年の社会の変貌ぶりにはかつてないほど大きなものがあります。AI化やデジタル化の急激な進行、スマホやタブレットなどコミュニケーションツールの普及、ソーシャルネットワークや新たな競合の台頭による流通構造の変化は、私たちの事業構造やビジネススキームに大きな影響を及ぼしつつあります。そうした状況の中、今私たちが認識すべき最も重要な変化は、経済や社会の成熟に伴う人々の価値観の変化です。

コクヨが創業した明治の時代からごく最近まで、人々の幸福の基準は物質的な豊かさにありました。生活を便利に豊かにするモノで身の回りが満たされることが人々の幸福であり、よって企業は良いものを安くあまねく社会に提供することが企業の使命であると信じてきたのです。しかしその価値観が今、大きく変わろうとしています。単にモノに囲まれることが豊なのではなく、自分の創造性を刺激し、自分らしい生き方、自分らしい生活スタイルを実現することが豊かになることであり、幸福であると人々は考えるようになりました。

この社会の変化の中で、コクヨは2015年、将来にわたりありたい姿を「商品・サービスを通じて顧客の創造性を向上する価値を提供することにより、人々のより良い はたらく・まなぶ・生活する”Quality of Life”の向上を実現し、社会の役に立つ Life & Work Style Company”」と定め、その実現によって持続的成長の獲得を目指すことを宣言しました。これは、従来の「安心して使ってもらえる品質の良い商品を広く全国にお届けする」という姿勢だけでなく「人々のまだ気が付いていない課題を見つけて解決するような、人々の創造性を高める価値を提供する」ことが私たちの存在意義であると明文化したことにほかなりません。モノ価値の提供からコト価値の提供へ、コクヨは企業としての存在意義という観点で、大きく舵を切ったのです。

社員一人ひとりが能力を伸ばし、個が持つ「創造性」を解き放つ環境へ。

2015年に「ありたい姿」を宣言したコクヨは、2016年から2018年の3カ年の基本方針を「価値創造にこだわる自己改革」として、顧客本位にこだわった価値創造と持続的成長を可能にする企業体質づくりに取り組んできました。これまで以上に変化に負けずに、これからも世の中から必要とされる新たな価値を生み出し提供し続けるためには、社員一人ひとりが能力を伸ばし創造性を発揮していく環境を作り上げる必要がある。そう考えたコクヨは、この3年の間「変化を楽しみ、多様な人材が能力を発揮しながら、チャレンジを通じて成長を続ける集団になる」ための環境や仕組みの整備に取り組んできたのです。

人の能力を高めるための新たな人事制度
-対話型の目標設定・評価および等級制度-

例えば人と組織の領域では、会社の目標と個人がやりたいことをつなぐ対話型の目標設定の導入が挙げられます。コクヨでは社員全員が何らかの目標を持って業務に取り組みますが、会社から一方的に目標を課すのではなく、上司と個人が対話して会社がやってほしいことの意味や意義を個人が理解した上で、自分はこれをここまでやりたいという意思を引き出して目標に落とす新たな目標制度を導入しました。

この新たな目標制度は、これに対応した評価および等級制度を併せて機能させることで目的を達します。年齢や経験に寄らず個人の意思や能力に基づいた目標を設定し、それを達成した場合は個人を高く評価する。その評価をもとに個人の能力や役割に応じた等級を定めることで、よりモチベーション高く新たなことにチャレンジできる環境を作り出す。この新たな人事制度のもとで、今では30代前半で経営の一端を担う基幹職に登用される人材も出てきています。

成長したいと願う社員に機会を提供する
-コクヨマーケティング大学-

世の中にユニークな価値を提供し続けるコクヨになっていくために、そして何より成長したいと願う社員に積極的に機会を提供していくために、コクヨは新たなチャレンジの場を設けています。その一つが「コクヨマーケティング大学」です。

開発や企画だけでなく営業、製造、物流などあらゆる職種においてマーケティングスキルが必要と考えており、自らの意思に基づき手を挙げた若手社員を対象に戦略プロフェッショナルの方を講師に迎えた半年間のプログラムを開催。戦略・マーケティング手法について学んだ後、その知識を使ってコクヨの新規事業企画案を作成し、最終的に経営幹部層へ提案します。業務と並行したスキル習得プログラムの一環でありながら、新たなチャレンジを通して、若手社員が自身のキャリアを思考するような機会にもなっています。これまで3期約70名の入社3年目から12年目の社員たちが、事業や職種を越えてチャレンジしています。

コクヨマーケティング大学で経営幹部層に対して行うプレゼン
コクヨマーケティング大学で経営幹部層に対して行うプレゼン

自分らしい多様な働き方を実現するために

働き方の領域では、より自律的に創造性を発揮する働き方にシフトしていくため、2017年から各地の拠点再配置をスタートしました。2017年10月にオープンした「コクヨ品川SSTオフィス」を筆頭に、個人の価値観や仕事内容に合わせて働く時間と場所を自ら考えて選択できる環境づくりを始めています。例えば、チームで議論するのか、個人で集中して資料を仕上げるのか、上司に1対1で相談したいことがあるのか、といったその日の自分のアクティビティに合わせて、働きやすい場所を自ら能動的に選ぶ働き方を実践しています。

チームで議論するオープンな会議エリア
チームで議論するオープンな会議エリア
図書館のように没頭してソロワークする集中エリア
図書館のように没頭してソロワークする集中エリア

自ら意思を持って手を挙げ、自ら行動する仲間と一緒に、チームで未来に挑んでいきたい。

2020年、コクヨは2030年に向けた長期ビジョンを発表します。それは私たちがさらに新たなチャレンジに向かうことの宣言です。変化が激しく不確実性の高い市場環境の中で、ありたい姿を目指して成長していくために、私たちは常に全員で「何のために、何をするのか」を考え、また「自分はどうするのか」を考え続けながら走りたいと思います。

この新たなチャレンジに向かうために、私たちは一人ひとりが当事者意識を持ち、多様な人材がお互いの個を尊重しながらチームで新しい価値を生み出す、そんな「チームコクヨ」になりたいと願っています。新たな価値は「人の創造性」から生み出されることを信じ、コクヨの活動に参画した個人が、コクヨという舞台を活用して創造性を発揮し、新たなチャレンジを通して成長を獲得できるよう、会社と個人の成長をつなぐ取り組みにチャレンジしていきます。採用という新しい仲間を迎える場面においても、「自ら意思を持って手を挙げ、自ら行動する」ことで一緒に未来を拓く人との出会いを、心から楽しみにしています。