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生産技術

白崎 亮也 Ryoya
Shirasaki

Profile

2017年4月入社
理工学研究科 機械工学専攻 卒業
技術系コース採用
ステーショナリー事業本部 開発本部 技術開発センター 生産技術第2グループ

Poeple 社員紹介

今の私の仕事

社員紹介 白崎 亮也 インタビュー写真「今の私の仕事」

まだ誰も姿かたちを見たことが無かったモノが金型から出てくる瞬間、それがこの仕事のやりがいと喜びを最も感じる瞬間です。

現在、ステーショナリー商品の技術開発センターに所属しています。ここでは商品を生産するための生産技術を開発するだけでなく、既存商品の生産工程における効率化やコストダウン、新商品の生産立ち上げなども行なっており、私はソフトリング、スティックのり、2穴バインダーなど樹脂製品の新製品立ち上げ業務を主に担当しています。開発部門から新商品の設計図面が上がってくると、まず量産するうえで問題が無いかを確認。問題があれば開発と相談して図面を修正し、問題なければ金型を製作して試作品を作り、テストを行います。最終的には生産条件と共に量産用金型を工場に送り出し、それで工場生産が始まるという流れです。

この仕事でやりがいを感じるのは、新商品の試作品、つまりまだ誰も姿かたちを見たことが無かったモノが、金型から出てくる瞬間に立ち会える点です。人々の頭の中、図面の中にしか無かったモノが現実のモノとなって生まれる瞬間は、モノづくりに携わる人間にとって気持ちのいい瞬間です。 それに加えて、その試作品を見ながら「製品設計はこのままで良いか、最終仕上げとして、シボをどうしていこうか」と考えながらワクワクするのが、自分にとって至上の喜びなんです。

もちろん苦労もあります。開発側から上がってくる新商品の図面の中には、既存設備では生産が難しいケースもあります。でも私たち生産技術が「できない」と言ってしまうと、その新商品は生まれないことになりますので、どうやったら生産できるのか、どんな新規設備が必要になるのか、様々な方法を検討し、何とか生産のめどをつけないといけません。営業や企画の人たちが発売を心待ちにしてる中ではかなりのプレッシャーですが、それを乗り越えて新商品を世の中に送り出した時、達成感でいっぱいになります。

仕事で体験した最大の壁と最高の瞬間

社員紹介 白崎 亮也 インタビュー写真「仕事で体験した最大の壁と最高の瞬間」

自分の設計ミスで新商品を生産できないかもしれない危機に陥り、自分の無我夢中の行動でその危機を乗り越えた。最大の壁と最高の瞬間を同時に味わいました。

これまで体験した最大の壁は、ある新商品が量産の直前で設計上の不具合から生産がストップした時です。その新商品はタイ工場で生産するものだったので、量産立ち上げのために私もタイ工場に出向いていました。その現場で生産がストップしてしまったんです。

それは書類を綴じるファイル製品の新商品だったのですが、あるパーツに不具合があり、それをファイルに組み付ける工程に支障が出て生産を続けられなくなるということが発覚しました。そしてそのパーツを担当したのが私だった。つまり私がOKを出した図面で生産したパーツに設計上の不具合があったのです。もう目の前が真っ暗になりましたね。

発売予定に間に合わせるには、あと3日のうちに対策を施した製品設計と金型の修正図面を用意しなければならない。そんなことは不可能に近い。でもとにかく出来ることをやるしかない。それで不具合のあるパーツを自分で削って、それを組み付けてテストするという作業を繰り返したのですが、延々と削り続けるうちに不具合の出ない形状を何とか探り当てることができたんです。そのままその「当たり」パーツを日本に持ち帰り、会社に直行して製品図面と金型図面を作成、できた金型図面で修正依頼をかけてぎりぎり3日間のタイムリミットに間に合いました。

私が所属する技術開発センターでは、仮説を立てて、裏付けを取ってから物事に取り組むというのが常識です。でもその時はそんな余裕は無く、とにかくできることをひたすらやり続けたらその先に答えがあった。その形状で良い根拠も、後から考えて分かった。とにかく動いてみることで事態が好転することもあると気付きましたね。

逆に最高の瞬間は、その新商品が店頭に並んだのを見た時です。自分のせいで危機に陥った商品が、自分の無我夢中の行動によって無事に店頭に並んだ。その光景は今でも忘れられません。

コクヨという会社、そして自分の未来

社員紹介 白崎 亮也 インタビュー写真「コクヨという会社、そして自分の未来」

この人を超えたい。この人の上をいく知識、スキル、経験を身に着けたい。そう思える先輩が身近にいることが、私にとってのコクヨの魅力です。

もともと文房具が好きで、学生の時はいろんなノートを使って書き心地を試したり、ノートによる方眼罫の色の違いを比べたりしていました。それで文房具の製造に携わりたくてコクヨに入社したんです。そういう意味では、今、希望通りの仕事ができているのですが、まだまだなりたい自分には程遠い。コクヨにはすごいと思える先輩がいて、金型の知識も製品設計の知識もまだまだ私はかないません。あと5年のうちには、その先輩の上をいく知識、スキル、経験を身に着けたい。冷静に考えるとちょっと身の程知らずな願いなんですが、それが今の自分の目標です。そしてそんな先輩が身近にいることがコクヨの魅力だと思っています。

学生たちへのメッセージ

今お話したように、私自身、好きな事を仕事にできているので、やりがいもあるし面白くもある。だからコクヨを目指す人には、文房具や家具などが好きで、そうした身近な商品に携われることに喜びを感じられる人であってほしい。好きだからこそ困難に向かっていける、好きだからこそチャレンジをいとわない、そういう気持ちを持っていると仕事で素晴らしい成果を出すことができると思いますし、そんな仲間と一緒に働けたらうれしいですね。

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